―TAM『Soft meets Pan』に参加されたきっけかを教えていただけますでしょうか？
ムーチーからスティールパンとSOFTのアルバムを作るアイデアがあるし、やろうとのことでスタートしました。
―TAM 『Soft meets Pan』の最初の制作は今から11～12年前になると思います。アルバムを制作されたときの制作秘話、また思い出深いことがありましたら教えて頂けますでしょうか？
当時スタジオの隣りのマンションに住んでいて、ムーチーがうちに泊まっていて朝まで録音して帰って酒飲んで次の日またスタジオていうのが、思い出深いです。なかなか深く潜れました。
―楽器「スティールパン」の魅力を教えてください。
一緒にライブしたアール・ブラックスさんのスティールパンを聴いたときは鳥肌がたちました。トロピカルやけど呪術的で美しく、あの瞬間が忘れられない。
―2021年12月24日にTAM『Soft meets Pan』がアナログとなりリリースされました。再び新しくなった作品はいかがですか？
今だにフロアで12インチとかかかると、ええレコードやなと思います。
―TAM『Soft meets Pan』の最初のリリースである2010年から、今作リリースの2021年までの間、バンドの音楽活動はどのような変化がありましたか？
いろいろメンバーチェンジとかあったけど、どんどん力抜けてきてる。誰かが死ぬまで続く旅かも。
―コロナ渦がまだ完全に収まっていない世の中ではありますが、今後の音楽活動について、またシャウトしたいことがありましたら教えて頂けますでしょうか？
そんなもんで止めるならとっくにやめてる。やれなくなるまで、やります。
simiz
いまや説明不要、京都が誇る老舗バンドSOFTのギタリストであり、Duo犬猿の犬のほう。風貌からは想像できない美しく繊細にせせらぐギターサウンド、独自の神秘的アンビエント、そして中毒性のある倍音は全国のギタリストに影響をおよぼし、マニアックなリスナーに末長く敬愛されつづけている。とめどない螺旋状のグルーヴにこそ自由は存在すると信じ、本来自由であるべき音楽が明るい未来、愛であるあと不可解な世の中で潜伏しつつも発信し続けている。
https://softribe.jp
SIMIZ Interview