―TAM『Soft meets Pan』に参加されたきっけかを教えていただけますでしょうか?
1996年に出逢い、ライヴ現場や制作の現場でともに切磋琢磨してきたJUZU a.k.a. MOOCHYから、あらたなアルバムの構想を聴かされ、彼のプロデュースの元、ひとつの作品を共に創ろうという呼びかけが、きっかけです。
—TAM 『Soft meets Pan』の最初の制作は約11~12年前になると思います。アルバムを制作されたときの制作秘話、また思い出深いことがありましたら教えて頂けますでしょうか?
ベーシックは京都にあるSOFTのスタジオでのレコーディングでした。作曲の段階から、MOOCHYとの共同作業で、演奏するメンバー以外を交えて曲を創っていったのは、初めての経験でした。レコーディングについても、客観的なディレクションが入るという方法でやったことがなかったので、刺激的でした。
—楽器「スティールパン」の魅力を教えてください。
音が、美しいです。
―2021年12月24日にTAM『Soft meets Pan』がアナログとなりリリースされました。再び新しくなった作品はいかがですか?
今回アナログ化に際して、改めてマスタリングしてもらったお陰で音の抜けがよく、クリアさに驚きました。
ジャケットも断然12インチサイズの方が素晴らしいです。
―TAM『Soft meets Pan』の最初のリリースである2010年から、今作リリースの2021年までの間、ご自身の音楽活動はどのような変化がありましたか?
2011年には東日本大震災、2020年にはコロナと、想像もしていなかった現実の中で これまでは当たり前と思っていた演奏活動が中止や延期に。仲間が集まって、演奏を楽しむ事自体が特別なことという認識になりました。
—コロナ渦がまだ完全に収まっていない世の中ではありますが、今後の音楽活動について、またシャウトしたいことがありましたら教えて頂けますでしょうか?
今後も、一回一回の演奏の機会を大切にしたいなと思います。
UCON
SOFT, marron trio, UCND等でベースを担当。
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