History of JUZU a.k.a. MOOCHY
New Album "FRAGMENTS" Special Program 2024

@DOMMUNE
https://www.dommune.com
2024年1月11日 20時~24時

TALK: JUZU a.k.a. MOOCHY、森田貴宏(FESN)、荏開津広、草刈朋子 etc
LIVE: J.A.K.A.M. with HIDENKA、Enya Yuima、愛染eyezen、及川景子、佐藤圭一
DJ: JUZU a.k.a. MOOCHY, 7e, MOYU a.k.a AUWA

J.A.K.A.M.のニューアルバム「FRAGMENTS」のリリースにあたり、JUZU a.k.a. MOOCHYの 現在までのキャリアを追い、ジャンルは変容していくが常に一貫しているスタイルを解析していき、 また彼のバックグラウンドにあるカルチャーの側面や、追い求める精神性、世界を旅することで培われた社会的視野などにも触れていき、 その生き様を古くから関わる関係者とともに語り尽くし、伝承していくプログラム。
番組内では、新作に関わった多様なミュージシャンを迎え、今後の流れを示唆するライブを披露。
また、長いキャリアの集大成ともいえる、JUZU a.k.a. MOOCHYの現在のスタイルのDJプレイと次世代を担うDJ達のプレイも聴ける。

J.A.K.A.M. 
NEW ALBUM 「FRAGMENTS」
発売中
https://jakam.lnk.to/231213

<New Album Information>
J.A.K.A.M.ことJUZU a.k.a. MOOCHYのキャリアは、パンク/ハードコア/ヒップホップに始まり、 ジャングル/ドラムンベース、ハウス/テクノ、トライバル、ジャズ、ワールドミュージックなどを貪り尽くし、 DJ/バンド/プロデューサーの枠を超え、時代や流行りをも超えて存在している。
ゆえに立ち位置は、常にアンダーグラウンドかつストリートからの発信であった。   
彼は、常に今鳴るべき音を確信し、両足で踏みしめながら、大陸規模の野生の音を鳴らし続けている。
スリーピースのジャンクバンド、EVIL POWERS MEのフロントマンであった彼は、その野蛮な攻撃性を武器にしてライブハウスシーンで頭角を現わし、 それと平行してリズムフリークスという伝説のドラムンベースパーティーにおいてDJブースに現れ、 ふてぶてしいままフロアのクラウドを熱狂乱させていた。やがて遂にドラムンベースがハイプなものになると同時に、 ダンスミュージックが本来あるべく姿のクロスオーヴァーに移行していき、貪欲なまでに様々なビートと、 世界中のトライブから発せられるエネルギーを身にまとい、それをジャパニーズオリジナルへと進化させていった。
また、彼はバンドをジャパニーズレイヴカルチャーとも交差させ、そして進化させ、フリーフォームな形態のエレクトロニクス・ジャムバンド、 NXS(ネクサス)や、これも伝説のアーティスト、マドモアゼル朱鷺を有するTULULULUSなどを主宰。PAも自身で手掛けるようになり、 引き続きライブシーンにおいてもその名を轟かせていた。
ソロでは、J.A.K.A.M.(JUZU aka MOOCHY)として、今までに5枚のフルアルバムをリリースし、シングルは数えきれない枚数を、 自身のレーベル“CROSSPOINT”よりカットしている。そしてこれらのレコードは、今現在もフロアクラシックとして、世界中のどこかの現場で鳴り続けている。

さて、J.A.K.A.M.名義では、3年半ぶりの新作「FRAGMENTS」は、近年の彼の充実した活動が反映された重厚かつ、自由な空間性 (これがダブであると思う)が強調された、どこにも属さないがトライバルなダンスビートに、 どこか記憶の片隅では覚えているようなエスニックなメロディラインが乗っかった、組曲のようなアルバム。
全12曲が夢見心地のまま、流れていく。いや、ただ流れていくだけではなく、あくまで目線は土着というか、生活音に混ざり、 そこではっきりと意思となり蓄積されていく音が存在する。
2020年にインド、2023年にパキスタンに出向き、土地土地で人びとと生活を交えながら、フィールドレコーディングや、伝統楽器を収録。
それらを国内の腕の立つ演奏陣を交えミックスし、またダブ処理することにより産まれた、オーケストレーションの妙というべきか。
さながら、ON-Uの伝説的アルバム、CREATION REBELのStarship Africaにも似た感触が味わえる、 2023年アジアから産み落とされた強烈なアンサーとしても愛聴して欲しい。まさにストリートから逸品の誕生である。

TEXT BY MUSICMINE
J.A.K.A.M. (JUZU a.k.a. MOOCHY / NXS /CROSSPOINT)



東京出身。15歳からバンドとDJの活動を並行して始め、スケートボードを通して知り合ったメンバーで結成されたバンドEvilPowersMeの音源は、結成後すぐにアメリカのイラストレイターPusheadのレーベル等からリリースされる。DJとしてもその革新的でオリジナルなスタイルが一世を風靡し、瞬く間に国内外の巨大なフェスからアンダーグランドなパーティまで活動が展開される。 ソロの楽曲制作としても米Grand RoyalからのBuffalo Daughterのリミックスを皮切りに、Boredoms等のリミックス等メジャー、インディー問わず様々なレーベルからリリースされる。2003年にキューバで現地ミュージシャンとレコーディングツアーを敢行したのを皮切りに、その後世界各地で録音を重ね、新たなWorld Musicの指針として、立ち上げたレーベルCROSSPOINTを始動。
2015年から始まった怒濤の9ヶ月連続ヴァイナルリリースは大きな話題になり、その影響でベルリン/イスラエルのレーベルMalka Tutiなどからワールドワイドにリリースされ、DJ TASAKAとのHIGHTIME Inc.、Nitro Microphone UndergroundのMACKA-CHINとPART2STYLEのMaLとのユニットZEN RYDAZ、Minilogue/Son KiteのMarcus HenrikssonとKuniyukiとのユニットMYSTICSなど、そのオリジナルなヴィジョンは、あらゆるジャンルをまたぎ、拡散し続けている。また音楽制作のみならず、映像作品、絵本や画集 のプロデュース、野外フェスOoneness Camp"縄文と再生”を企画するなど活動は多岐に渡る。

Born in Tokyo, he started playing in bands and DJing at the same time when he was 15. As a DJ, his innovative and original style and his activities have quickly expanded from huge festivals to underground parties both in Japan and abroad. In 2003, he went on a recording tour with local musicians in Cuba, and since then he has been recording all over the world, and started his own label, Crosspoint, as a new guideline for New World Music.
In music production, he has also produced video works, picture books and art books, and organized the outdoor festival "Jomon and Rebirth" in 2012. 9 consecutive months of vinyl releases in 2015 became a big topic, and his fourth album was released at the end of that year, which led to the worldwide release of his new album on the Berlin/Israeli label Malka Tuti. HIGHTIME Inc. with DJ TASAKA in 2017, and ZEN RYDAZ, a unit with MACKA-CHIN of Nitro Microphone Underground and MaL of PART2STYLE, in 2018. In the same year, his music under the name of J.A.K.A.M. was released in analog form on the French label HardFist, which led to a live performance at the huge 30,000-person Nuits Sonores Festival in Lyon, followed by a DJ tour of Europe and Israel. In 2019, the production of MYSTICS, a unit with Marcus Henriksson and Kuniyuki of Minilogue/Son Kite, which has a worldwide following, will begin, and the long-awaited album will be released in 2021.

http://www.nxs.jp
https://linktr.ee/JAKAM
HIDENKA
A.K.A TENGOKUPLANWORLD
VOCAL / TRACKMAKER

様々なアーティストとコラボを繰り広げ積極的に活動するHIDENKAの歌は季節の様に移ろう漂流記。
// GARBLEPOOR! / DOOBEEIS / BLACKSMOKER RECORDS/
Colorful house band/
adidas skateboarding japanのSplitsで主題歌を担当した。
2023年にはPonch!(EX.OPSB)とTUL SEASON EPをjazzysportの協力のもとリリースしている。
YUIMA ENYA

YUIMA ENYAは18歳からNYへ渡り、The New School for Jazz and Contemporary Musicでジャズボーカルを専攻。
学校外では舞踏のスタジオに通うなどし、様々な音楽を吸収しつつ独自の感性と幅広い表現力で作曲を開始。
ジャズやワールドミュージックを現代のビートへと昇華することを得意としている。
2022年にファーストソロアルバム「MALAKA」を発売、レコードで全国流通開始。
現在はSUPERCATS、Thiiird Placeで主に活動。フィーチャリングボーカルとしてTAMTAMに参加。
2020にリリースされたCAT BOYSの7 inch single「Feel Like Makin' Love(カバー)」は2000枚を売り上げている。
愛染 eyezen

東京都江古田出身。

語学留学にインド・ニューデリーをチョイスするなど、 作品を通じてトリップとラブの探求を表現するラッパー・愛染 eyezenは イスラエル・トルコの地中海エリアで制作したEP『BlueTrust』でデビュー。
2020年3月10日にリリースした『2020 wit ma hope』の制作はカンボジア・プノンペンにて行われ、 わずか1ヶ月で制作資金40万円をクラウドファンディングで調達し話題となった。
2021年7月5日 3rd epとなる「saver - ep」「DANCING OJISAN」をダブルリリース。
2022年にはフジロック出演。

西表島のキビカリ滞在、大分でのEP制作滞在など 各地を回りながら、ローカルの仲間を集め、 パーティー"すくすくNight"を主催。

現在は、東京、大阪、大分で開催しており、 今後も日本全国に帰れる居場所と仲間を募集中。

ラッパーでありながら、Hiphopにとどまらず、 野外レイヴをはじめとしたダンスミュージックシーンなど ジャンルを越境して活躍中
KYOKO OIKAWA (及川景子)

アラブ・オリエンタルヴァイオリニスト。
音楽の源流、魂の音楽をもとめ、たどり着いた中近東の音楽手法に傾倒。
岡洋子氏にクラシック・ヴァイオリンを師事。チュニジアのベシール・セルミ 氏、エジプトのアブド・ダーゲル氏およびサード・ムハンマド・ハサン氏に、アラ ブ・ヴァイオリン奏法とアラブ古典音楽理論を師事。
全国各地でアラブ・中近東音楽の演奏、オリエンタルダンスと音楽のコラボレー ション等で活躍する他、CD解説、各種レクチャー、DJやヒューマンビートボクスと の共演などで、オリエンタル音楽とヴァイオリンの表現の可能性を発信。
近年は毎年、エジプト、チュニジア、モロッコ、フランス等に足を運び、研鑽と 演奏の旅を重ねている。
佐藤 圭一(アフガンラバーブ)

演奏家・作曲家。’07年にやぎちさととアフガニスタン音楽を専門ユニット「ちゃるぱーさ」を結成。
各地でのコンサートの他、カルザイ大統領来日時の大使館でのレセプションや、中村哲医師の追悼集会での演奏など、 我が国ではほとんど知られていないアフガニスタン音楽の紹介に努めている。「日本アフガニスタン音楽協会」会長。
森田貴宏(Takahiro Morita)

東京都杉並区松ノ木出身のスケーター。極東最前線から斬新な映像作品を発表するビデオプロダクション、 FESNの代表。
2008年に発表した《overground broadcasting》は、国内だけでなく世界各国で賞賛を得た代表作。
アパレルブランド、LIBE BRAND UNIVS.の代表も務める。
現在は、ホームベースでもある中野でスケートボードをオリジナル制作するFESNラボラトリーを運営。
荏開津広

東京生まれ。東京の黎明期のクラブ、P.PICASSO、MIX、YELLOWなどでDJを、 以後主にストリート・カルチャーの領域で国内外にて活動。
現在はより批評的に活動へ。Port B『ワーグナープロジェクト』音楽監督。立教大学他で非常勤講師。
石渡のりお(檻之汰鷲/生活芸術)

2000年代、フェス・プロデュース、アーティストマネージメント等を手掛ける集団サード・カルチャーの運営を経て芸術家として独立。
妻ちふみと檻之汰鷲(おりのたわし)として活動。夫婦でひとつの作品を手掛ける。2013年、ヨーロッパとアフリカの5カ国で活動。
ザンビアで泥の家を建てたのをきっかけに「生きるための芸術」をテーマにする。
2017年、東京から北茨城市へ移住。コラージュ技法を発展させ、そこにある素材や題材を組み合わせ、 絵画、オブジェ、建築、文章、土器、紙、ボートなどボーダレスに創作する。
現在は北茨城市の山間部にてランドスケープづくりを手掛ける。
名前の由来は「檻のような社会からアートの力で大空を自由に羽ばたく鷲になる」。
http://orinotawashi.com 
草刈朋子(Tomoko Kusakari)

フリー編集者・ライター/「縄と矢じり」の縄

北海道函館市出身。東京造形大学在学中よりインディーズ雑誌を発行。
映画のコピーライター、育児雑誌の編集、書籍編集を経て、2007年よりフリーの編集・ライターとして、 出版や広告業界を中心に活動。現在はクレヨンハウスの隔月ワンテーマ誌「いいね」 (https://www.crayonhouse.co.jp/shop/r/r107525/)の編集に携わるほか、 研究者のインタビューメディアesse-sense(https://esse-sense.com)にライターとして参加。 ライター・編集業と並行して、2009年より縄文文化を発信するNPO法人jomonismに参加し、 縄文フェスや縄文アート展を企画制作。2018年にはフォトグラファーの廣川慶明と 縄文探求ユニット「縄と矢じり」を結成。1万年以上続いた縄文時代の平和の中身を探求すべく、 各地の縄文遺跡をめぐる旅を開始。https://nawatoyajiri.com
7e (SLICK)

実験的電子音楽から世界のストリートミュージックなど、 幅広いアーカイブから選ばれた新旧の楽曲を実験的にミックスする独自のセットをプレイする。
東京のディープなバーやクラブ、野外フェスティバル/パーティ、2018年はLAに1年間在住し、 カリフォルニア、ブラジル、アムステルダム、ベルリンでもプレイ。2022年12月にはタイのWonderfruit Festival, 2023年の夏にはベルリンの世界最大のクィア・フェスティバル Whole Festival, ポーランドのGarvics Festivalに出演、 ジョージアでもプレイするなど、世界に活動の幅を広げている。ゲットー酒場 “ヨイノクチ”、2020年に発足したクィア・レイブ ”SLICK” 主催。
https://linktr.ee/7e_slick
Moyu a.k.a AUWA (ABUNDANCE)

たびびと。 葉山と山梨などを拠点として音楽活動をする22歳。

幼い頃から自然と音と隣り合わせで育ち、 Yogaや歌、Dance、ピアノ、打楽器などを活かし、"自分を何でも表現できる唯一無二の存在"を常に探究している。

Ambient, Healingや生音を始めDowntempo, TribalやTechnoなどジャンルレスなMixで独自のSTORYを以て奏でる。
DJという枠に囚われない音の発信で、その場のフロアが満たされる。(ABUNDANCE)
また、共振することを目指す。

正解や正しさに偏らず、
思いっきり楽しんで、空気を循環させ、
その場にいる人をhappyに導くことができ、
現場でしか体感できない感動を与える。
完全即興FreestyleなArtist。
もしくはPerformerである。

また、2022年よりabun*danceの名でオーガナイズを務める。
パフォーマーとオーディエンス、その場にいる全ての人々が一体化し、空間でキャッチボールするパーティ。
多種多様NOジャンルなブッキング。
これらにより客層を循環させ、新鮮さをこだわり抜く。
アーティスト(パフォーマー+オーディエンス)と共に他にはないArt空間を創造する。

LINKS:
https://on.soundcloud.com/MFQ7DZCrhigiLfkc7
https://youtu.be/1LqK0yjjvDM?si=P8a9iGFtOhfWdncQ

ABUNDANCE:
https://www.instagram.com/abun._dance?igsh=MWk0eDF5a2V5N2M0cg==
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